
クラシカルでノーブルでありながらフレッシュな印象の強い新生GIVENCHY(ジバンシィ)。
リカルドティッシが作り上げた、ダークでストリート色の強いジバンシィを引き継ぎ、今までにはない、クリーンなスタイルへとブランドをシフトチェンジした人物がClare Waight Keller(クレア・ワイト・ケラー)です。
今回は、新生ジバンシィを牽引する注目の女性デザイナーに迫ります。
1 Clare Waight Keller(クレア・ワイト・ケラー)とは?
1-1 イギリス生まれのファッションデザイナー
1970年イギリス生まれのデザイナー。
セントマーチンズではファッション&テキスタイル科を専攻、卒業後はロイヤルカレッジでニットウェアに関して学び、修士号を取得します。
1-2 グッチのシニアデザイナーとして活躍
卒業後はカルバンクラインでキャリアをスタート、その後はラフルローレンに移籍、2000年にはトムフォード率いるグッチでシニアデザイナーとして活躍するという名高いブランドでの活動が始まります。
1-3 クロエのクリエイティブディレクターに就任
グッチでの活躍が評価された クレア・ワイト・ケラーは、2005年には、プリングルのクリエイティブディレクターに就任。
イギリスを代表する名門ブランドをモダンに生まれ変わらせます。
1-4 クロエのデザイナーに就任
2011年にクロエのクリエイティブディレクターに就任するため、プリングルを退社。
クレア・ワイト・ケラーの手掛けるクロエの評価は高く、彼女が作り上げたノーブルでミニマルなクロエのイメージは現在も引き継がれています。
1-5 ジバンシィのデザイナーに就任
クロエのデザイナーとして揺るぎない地位を獲得していたクレア・ワイト・ケラーの退任発表はファッション業界に大きな衝撃を与えました。
それと同時に、ビッグメゾンを渡り歩いた彼女の次のキャリアにも大きな注目が集まります。
2017年リカルドティッシの後任としてジバンシィのデザイナーに就任。
リカルドティッシの作り上げたダークでモダンなストリートスタイルを一新するクラシカルでフレッシュな新生ジバンシィを発表しました。
まとめ
有名メゾンを渡り歩いたいわばエリートデザイナーであるクレア・ワイト・ケラー。
彼女の作り上げるクラシカルでノーブルなジバンシィは今、ミレニアム世代を中心に熱狂的な支持を獲得しています。
新生ジバンシィのさらなる飛躍に期待は高まるばかりです。