キャリア

【後編】成長につながる!「失敗」との上手な付き合い方

人間誰しも失敗は怖いもの。

特に新入社員の時は、初めてのことばかりに取り組むので失敗する確率が高いです。

そのときあなたが失敗とどう向き合うのか。その向き合い方によっては大きな成長に繋げることもできるんですよ。

今回は失敗との上手な付き合い方【後編】ということで、「失敗の定義」と「具体的な向き合い方」を考えていきます。

【前編】を読んでいない方はこちらから

「成功」と「失敗」の定義

人は失敗を恐れる。
その「失敗の定義」は人それぞれだったりします。
ビジネスで大きな成果を収めた偉人も、失敗について様々な名言を残していますね。

失敗の多くは、成功するまでにあきらめてしまうところに、原因があるように思われる。
最後の最後まで、あきらめてはいけないのである。

松下幸之助 (まつした こうのすけ/1894年11月27日-1989年4月27日)
松下電器産業創業者 (現 パナソニック)

 

要は、途中で諦めた時が失敗であって、成功するまで続ければ失敗じゃないということ。

会社を起業されている方や、表現力・発信力がある方、高い立場に就いている方にはひとつの共通点があると僕は感じています。

それは「何らか大きな失敗・たくさんの失敗を乗り越えた経験がある」ということです。

・人間は「自身の失敗」から、より多くのことを学ぶ
・たくさん大きな失敗をしている人ほど、成長を勝ち得、活躍している

「小さな成功を喜び、積み上げる」「途中で諦めなければ失敗ではない」
そう思えるかどうかが、失敗を恐れないための第一歩なのかもしれません。

大切なのは『失敗の仕方』

ビジネスにおいて、「自分の力で成果を勝ち得られる」場面はそんなに多くありません。
一方、小さい事も含めれば、ミスを起こす可能性がある場面は毎日何度も訪れます。

【会社の中で実際によく見かける場面】
・仕事はできるが、好かれていない人
・さほど仕事ができるわけじゃないのに周りに人が集まる人

前者はビジネスマンとして大切な成果を出しています。でも周りに人がいない。
後者は仕事での成果はそこそこ、でも人が集まっている。

両者を分けるものは「信頼」

会社やチームの中で信頼を勝ち得る人はいろんな要素を持っていますが、その中の大きなひとつが「失敗した時の対応」です。

例えば、自分が担当しているお客様からクレームが入ったとします。お客様は怒り心頭で「責任者を出せ」と言っています。

・Aさん 「ちゃんと謝れば許してもらえるはずだ。とりあえず自分が謝りに行こう」
・Bさん 「すぐ課長に報告しよう」
・Cさん 「課長に同行を依頼し、謝罪に行きたい旨を課長に相談しよう」

誰の対応が最も適切でしょうか。

起業しようが会社に勤めようが、判断基準としなくてはならない価値観は「いかに成果を大きくし、いかに被害は少なくするか」ということ。

 「自分が怒られるから」
そんなことはチームの仕事においてはどうでもいいことです。

Aさんは自分の保身を最優先に考えていますね。
こういう人がチームにとって最悪の結末を招きます。

Aさんがもう一度単身で謝りお客様の感情を逆撫で、さらに激怒してお客様が会社に直接電話し、ミスが発覚、課長が謝りに行っても収まらず、部長クラスまで謝りに行く羽目になる。お客様の会社への信頼が失墜、社内でのチームの評価も落ち、自身の評価も下がるという最悪の結末。結果、「自身の保身」も成り立ちません。

ではBさんはどうでしょうか。
すぐさまミスした旨を上長に報告。いいですよね。
でも入社してすぐならまだしも、もし社歴が数年経っているなら物足りないですね。

Cさんはミスを上長にすぐ報告するのですが、ただ報告するのではなく、どう対処すべきか自身の案を持って相談しています。

こうすることで、自分の考えと上長がどう対応するのかの考えをすり合わせることができ、自分がいずれ上長になった時にどういう判断を下すのかの練習にもなります。

最速で最も被害を少なくすることを考えるだけではなく、失敗を次回以降の自分の糧にしようとする。せっかくミスしたのだから、この失敗をどうやって最大限プラスに転換できるかを考えるという発想をしています。

ここまで到達できれば、日々の仕事を通してどんどん成長できるということです。

こういった対応をすることで上司やチームメンバーからCさんは

・ミスしてもすぐに言う人 ⇒ 嘘をつかない
・チームの成果を考えてくれている
・失敗から学び取ろうとしている

と評価され、信頼される人になっていくでしょう。

大切なのは失敗しないことではなく、失敗の仕方です。「悪い報告ほど早く伝える」ということ。これはビジネスに携わる人の基本とも言えます。失敗との上手な付き合い方は、「失敗の仕方」にもあるということですね。

今回は成長に繋がる失敗との上手な付き合い方について考えてみました。
失敗できる年齢のうちに「失敗する権利」をもっともっと使っていきましょう!

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