
昨今、多くの若者がフリーランスの働き方へ憧れを強めています。
しかし、フリーランスは「自由」や「好きなことを仕事にできる」というイメージの反面、事務作業に追われたり、収入が不安定だったりとマイナスがあるのも事実です。
中でもフリーランスを志す若者が見逃してしまうのが「孤独感」。
仕事は一人で完結できますし、取引先とはメールでのやりとりのみであることも多いです。会社と違って、上司・同僚といった側で働いている仲間がいないんです。
では、フリーランスはどのように孤独に打ち勝っていけば良いのでしょうか? 僕の実体験を元に書いていきます。
1、コワーキングスペースを利用する
フリーランスの増加に伴って、国内主要都市には、コワーキングスペースといったシェア型オフィスが一般的になっています。
そこには最適な仕事環境があることはもちろん、利用者同士で繋がりができたり、協力してプロジェクトを進めることもあります。
カフェや自宅で仕事をするだけがフリーランスではないのです。
2、同業者のイベントに参加する
フリーランスは自分のスキルや経験が仕事内容や報酬に大きく影響します。常に新しい情報を仕入れて、スキルを磨き続けることが何よりも重要です。
その1つとして、同業者間の交流会や情報交換ができる機会には積極的に参加するべきです。僕も交流会で出会った同世代のブロガー仲間とは、いつも情報交換をしています。
イベントに出席せずとも、SNS等を通じて興味を持った方には躊躇わず連絡してみましょう。フリーランスはフットワークが軽い方が多いので、直接会えることも多いですよ。
3、ゲストハウスに泊まる
▼ゲストハウスにて海外の宿泊者と交流(本人提供)
僕は海外を旅しながら働いていますが、宿泊先は必ずドミトリールームのあるゲストハウス(バックパッカー宿)を選んでいます。
プライベート空間は狭まりますが、その分宿泊者同士でコミュニケーションが取れますし、時には一緒に観光や食事に出かけることもできます。
近年は海外からの旅行者向けに、日本でもゲストハウスが急増中です。この機会にぜひ一度、宿泊してみはいかがでしょう。
4、学生時代の友人を大切にする
▼大学時代所属していたよさこいソーランチームの撮影補助を担当(本人提供)
僕はフリーランスになってから、学生時代の友人との繋がりをより意識するようになりました。特に大学時代のサークルには、今でも顔を出してお手伝いをしています。
時に過去の友人と話すことは、新たな発見をもたらします。自分の活動・作品の変わらない部分、変わった部分を知ると、自分の仕事の成果にも繋がりますよ。
5、習い事を始める
▼フィリピンでの語学留学(本人提供)
フリーランスのメリットは、何といっても自由な時間を確保できることです。
僕は働きながらも海外を旅していますし、先日はフィリピンで語学留学をしました。留学先では同級生はもちろん、講師陣や現地の人たちと交流もできます。
仕事に関係があろうと無かろうと、興味分野の学校や教室に通うのは孤独に打ち勝つ良い選択肢です。興味の向いたことに打ち込むのが、スキルアップへの近道ですよ。
デメリットも理解しよう
会社員生活に嫌気がさしてフリーランスになっても、孤独で憂鬱になってしまったら、元も子もありません。僕はデメリットを踏まえた上でも、フリーランスになったことを後悔していませんし、大いにライフスタイルを楽しんでいます。
フリーランスの素敵な部分だけでなく、デメリットの部分も理解した上で働き方を選択してくださいね。