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GDって意味あるの?人事がGDでみている5つのこと

「グループディスカッション」(略称GD)。
就職活動を進めていると誰もが一度は体験する選考プログラムです。
今回はGDとは何のために行なっているのか、人事は実際どこを見ているのかを現場の人事視点でお伝えします。

GDって何のためにするの?

 グループディスカッションとは、数名のグループで予め決められたテーマについて制限時間内に話し合い、一つの答えを導き出すもので、多くの企業が新卒採用の選考で取り入れています。

何のために行なうのかについて、よく「協調性を見るため」と思っている就活生が多いのですが、実際は少し違います。もちろんチームの中での発言や、やり取りを見ているのですが、「仲良くやれるかどうか」を見ているわけではありません。

人事はGDをビジネスの縮図として見ています。
それは限られた人数で限られた時間内に答えを出せるかということ。

多くの仕事はひとりではなくチームで進めていきます。自分と異なる意見を持つ人たちと同じゴールに向かって、ひとつの答えを導き出すこと。

時にはぶつかり合うこともあるでしょう。

それでもより高い成果に繋げる為に討議を重ねて意見を調整し、納期までに成果を上げることが仕事では求められます。

採用選考におけるGDでは、実際に会社で仕事をしているときのイメージと、成果を上げる為にどのように行動する人なのかを見ているのです。

人事がGDで見ている5つのポイントとは

 では実際に人事がGDで見ているポイントを5つに分けてご紹介。

1、GDが始まる前

→身だしなみ・雑談力・巻き込む力

実際、GDが始まる前からチェックはスタートしています。
まずは「身だしなみ」。床に置いたカバンが開けっ放し、肩にフケ、髪形・服装の乱れなどに要注意です。
選考が始まるまでの時間、他の就活生も控室が一緒の場合に「雑談していてください」と促されることがあります。この時に誰が最初に話し始め、他の人を会話に巻き込んでいるか、人事はそんな「素」の状態も見たいとチェックしているのです。

2、あなたを取り巻く空気感

→表情・明るさ・周囲の表情等

GDが始まって最初のチェックポイントは、あなた自身の表情とあなたが話している時の周囲の表情。活発な話し合いになるためには明るく話しやすい空気感であるかが大切です。
あなたがチーム内でどんな雰囲気を創り出す人なのかを見ています。

3、チーム内でのポジショニング

→ マウントポジション or セカンドポジション

実際にGDでよく見るのは「最初に役割を決める」というケース。

どこかで聞いたのでしょうか、なぜかみんな、リーダー、書記、タイムキーパーを決める傾向にあります。しかし、人事の目線としては誰がその役割をしているかは特に関係ありません。

大切なのは「表面上の役割」ではなく、実際に議論をリードしている人(マウントポジション)とその人を積極的に支援している人(セカンドポジション)が誰かということ。

実質的なポジショニングを見ているのです。

4、結論・プレゼンテーション

→質も大切、でもまずは時間内に答えを出すこと

前述した通り、人事はグループディスカッションを「仕事の縮図」として見ています。どんな職業でも仕事をする上で必ず求められるのは「成果」と「期限順守」です。ビジネスではどんなに良い仕事をしたとしても、納期に間に合わなければ0です。

GDにおいても、時間内に答えが出なければ連帯責任でチーム全員が失格となることがあります。また、気をつけたいのは時間内に答えを出せても、プレゼンテーションで時間内に結論まで伝えられないケース。こちらも同様に0点です。

自分が発表したくないからといって、発表役を誰かに押し付けた結果、プレゼンが不得意な人を選んでしまい時間内に伝えられなかった……なんて事態にならないように気をつけたいところです。

5、すべては「チームのため」に動けているか

→自分のため× チームの成功のため◎

最初から最後まで共通の人事が見ているポイントは「チームの為にどれだけ貢献しているか」ということ。

自分が目立ちたいがためにリーダーを引き受け、自分の意見を強引に通すような人は評価されません。仕事をする上で大切なのは、自分軸ではなく、「お客様の為」「メンバーの為」「成果を上げる為」といった他者軸の価値観と行動です。

表面的な役割があろうがなかろうが、チームのみんなのために発言し、行動しているか、そこが大切なポイントです。

目立っているかどうかではないことを押さえておきましょう。

自分らしさを発揮しつつチームへの貢献も

 

何のためにグループディスカッションがあるのか。それは仕事の縮図として仕事をしているあなたをイメージするためで、周囲とどのように関わっていく人なのかを人事はGDで見ています。

テクニックに頼るのではなく、自分らしさを発揮してどのようにチームに貢献するかを考え、真摯に取り組むのが大切ですね。

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