
みなさん、「仕事がデキる人」ってどんな人だと思いますか?
学歴が高くて、頭が良くて、明るくて、コミュニケーション力があって……
いろんなイメージがあるかと思います。
しかし、これらは意外と関係ないんです。
学歴が高くても頭が良くても、仕事ができない人はいます。
知識は持っているだけでは意味がなく、使ってはじめて力を発揮するからです。
そして明るくて人と話す力があっても仕事に結びつかない人がいるのも現実です。
実際、僕が社会に出て出会った仕事ができる人たちには「ある共通点」がありました。
今回はデキる人の仕事術について、実例を基にまとめます。
仕事を進める上で大切なこと
どんな仕事にも共通する大切なこととしては以下の3つが挙げられます。
●精度(正確さ)
●人を巻き込む
では、デキる人はどんなことをしているのでしょうか。
良い意味で「自分を諦めて」いる人が多いように感じます。
何でもかんでも自分でやらず、ツールを活用したり、誰かと分業したり、自分よりその仕事に詳しい人に聞いたりと合理的かつ柔軟な思考で仕事に取り組む。そしてうまく他人を巻き込んで力を借りる。
大切なポイントは「仕事はひとりではできない」ということ。
たとえ本人の力が足りなくても、うまく周囲を巻き込めれば大きな成果も生まれます。
デキる人たちは他人を夢中にする「人たらし」が多いと思います。
周りに仲間が集まる人とは
デキる人の周りにはたくさんの仲間がいます。
では、どんな人に仲間が集まるのでしょうか。
キーワードは「信頼」です。
仕事ができる人は他人から信頼される人であると考えます。
信頼関係を築く上で大切なこと。そのポイントは以下の3つです。
●相手を大切にする
●謙虚である
いずれもどんなスタンスで人と関わるかということです。
そして、人と相対するときは「独りよがり」にならないことが大切ですね。
分岐点は「時間の使い方」
「この人スゴいなぁ」と感じる人には仕事の進め方にも共通点があります。
●常にスケジュールが詰まっていて忙しい
●メールの返信などのレスポンスが早い
デキる人は公私とも予定が詰まっていてとにかく忙しい。
毎日のトレーニングや読書など決まった時間にやる習慣を持っている人も多いにも関わらず、メールやメッセージのとても返信が早いのが共通していますね。
逆に仕事があまり出来ない人に限って、忙しそうじゃないのに全然返信が来なかったり。
誰かにメールを送って返事を待っている間、自分の仕事は止まってしまいます。
逆に言うと、誰かからメールをもらい、返信していない間、相手の仕事を止めてしまっているということ。
すぐに返事をしてくれる人は仕事を進める上でとてもありがたく、一緒に仕事をしたいと思う人になるのです。
デキる人と普通の人との分かれ目は「時間の使い方」にあったのです。
「自分の財産」を意識できるか
デキる人はたくさんの人と出会い、話し、時間の使い方を意識しており、相手の時間にまで思いやりを持っている。ではどうやったらそんな生き方ができるのか。
それは「自分の財産」について、どのような認識を持つかによって決まります。
財産とは、社会人として生きていく上で、たとえ転職して会社が変わったとしても自分の手元に残り続けるもの。
それは「お金・スキル・人脈」です。
自分のスキルを磨く為、インプット(勉強)の時間を大切にし、たくさんの人と会って話しアウトプット(発信)しながらも信頼を築いて、ご縁を紡ぐ。
その結果、仕事で成果があがり、結果としてお金も得ることができるのです。
仕事のできるできないは、当たり前のことをいかに丁寧にできるかで決まります。時間の使い方に関しては、学生時代からできることもあるはずです。
是非、今日から意識して過ごしてみてはいかがでしょうか。