キャリア

【後編】「働き方」の選択―就職するのがすべてじゃない!

興味がある会社を探して採用試験を受け、企業に勤める「就職」。
一方、自分で会社を興したり、個人事業主として働いたりする「起業」。

これまで学校を出たら就職するのが当たり前だったものが、学生時代に起業をしたり、ブロガーやyoutuberのように個人事業主になったりと、今や働き方の選択は多岐にわたるようになりました。

就職・起業、働き方の選択を考えるこのシリーズ、後編では就職・起業それぞれの特性を踏まえて就活にどう活かすべきなのかについてお伝えします。

「キャリアプラン」を意識した就活を

前編では「就職」 と「起業」それぞれのメリット・デメリットを見てきましたが、なぜ就活を始める前にこのことを知っておいたほうがいいのでしょうか。

「自分にはそんな起業するような実力もないし、普通に就職するだけでしょ」
そう思うかもしれません。
でもそうだったとしても、それぞれの特性は意識したほうが良いです。

なぜなら、4つの現実があるからです。

1.就活のゴールは内定をもらうことではない
⇒ファーストキャリアを選択し、社会人としてスタートラインに立つまでの準備に過ぎない。
2.未来の自分はファーストキャリアから創られる
⇒ファーストキャリアを決める際には未来の自分が「何をしたいか・どうありたいか」から逆算して自身が「何を得たいのか」(経験・人脈・お金など)という軸を定めて動くべき。
3.会社はあなたを守ってくれない
⇒日本においても今後は会社のカンバンより「自身のカンバン(何が出来る人なのか)」が重要となり、副業・複業といった「パラレルキャリア」志向が当たり前となる。
4.目標設定なき起業は失敗する
⇒将来的に「起業」が選択肢に入るのであれば、1社目を選ぶ時点で「いつ頃起業したいか」など、未来のスケジュールを設定して就活を進めたほうが良い。

中には、
「結婚(出産)したら仕事辞めるつもりだからいいや」
という人もいるかもしれません。

でも、もし結婚後も共働きが必要だと思っていたり、出産後育児がひと段落してまた仕事をしたいと考えていたりするのであれば、同様に「自分は何が出来る人になりたいのか」を意識したほうが良いです。

なぜなら20年後には「作業的な仕事」はほとんどロボットに置き換わっている可能性が現実味を帯びてきているからです。

結婚や出産を機に一時退職や休業し、いざ戻ってこようとしたら「自分の席にロボットがいて戻る場所がない……」なんてことも現実に起こり得るのです。

自分の「人生を描く」視点を持とう

前編から通じてお伝えした通り、就職・起業は働き方の選択ではありますが、言い換えれば生きていくためにお金を稼ぐ手段、その表現の違いに過ぎないのです。

これからの時代は企業に勤めていても、自身で会社を興しても、どちらにしても「自身のカンバン」(何ができる人なのか)を確立することが重要になります。

そのためには、就職をするにしても自分がそこで何を得ることができるのか、どんな人たちに出会えるのかなど、情報を積極的に集め、具体的なイメージを持つことが大切です。

これから社会に出る皆さんには「内定を取れればいいや」といった安易な就活をすることなく、最終的に自身がどう働きたいか、どういう毎日を過ごしていきたいかという「人生観」や少し長い目線での「キャリアプラン」を一度考えてみることをおすすめします。

就活に向かう前にまずは自身と向き合ってみましょう。
誰のものでもない、自分の人生です。
誰かに左右されるのではなく、自分で描いていきましょう。

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ショーゴ