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最初のひとり暮らしはシェアアパートできまり。3つの決め手とは?

都心に実家があり、大学も1時間圏内のところにあったので、社会に出るまでひとり暮らしをしたことがなかった。

共働き家庭なので、ご飯は別々だったし、お風呂が家に帰ったらすでにたまっている、というような環境ではなかったけど、

休みの日は家族でテレビを見ていたし、風邪を引いたら看病してもらえたし、実家暮らしというのは、やっぱり心地よかった。

なのにひとり暮らしをすることになったのは、働く先が深夜まで仕事をすることのおおい場所だったから。

11時ごろには終電を迎えてしまう私の実家の沿線に住んでいては、仕事にならなかったのだ。

そんな時に出会ったのが、「シェアアパート」というシステム。

個人個人に部屋はあるけれど、一部、トイレやお風呂、キッチンなどは共同という学生寮のような仕組みの部屋があることを知った。

この仕組み、実家から出たばかりの新社会人にはお得なことが沢山あるので、今回は「シェアアパートに住むべき理由」を3つほど紹介させてもらおうと思う。

1、一人暮らしの諸経費をカットできる

実家から引っ越すとなると必要になるのが、家具や家電、食器などひとそろいの生活用品。
引っ越し代も併せて考えると、結構な額になる。
あまり貯金をしていなかった私には、死活問題だった。

でもシェアアパートには、共同づかいのスペースがあったので

・冷蔵庫、電子レンジ他キッチン用具ひとそろい
・洗濯機
・テレビ(部屋にテレビはなくても生活できるので)

上の三つは、買わないままに生活ができている。

共同の仕組みならではで、家賃に光熱費・水道代・通信費も含まれているので、家賃さえ払っておけば住み続けられるのも、いちいち計算や振り込みの心配をしなくていいから楽ちんだ。

2、いつも清潔にしておいてもらえる

 

ひとり暮らしの友達の家に行って、無残な姿になったキッチンや洗面所を見たことがあった。
自分も絶対そうなるだろうなあと憂鬱だったのだけど、シェアアパートではそうならなかった。

毎朝清掃の方が共同スペースのトイレ・お風呂・キッチンを掃除していってくれるので、水回りはいつも清潔。

自分の部屋さえそれなりにきれいにしていれば、清潔に暮らすことができる。

顔を洗ったりするときにいちいち自分のものを部屋から持ち出して、終わったら持って帰ってというのは少々手間だけど、掃除をしてもらえるんだから全く不自由はない。

皆で使っている意識があるから、お互いに注意もしあう。

お鍋、洗ったものはしまってね。台ふき、ほっぽりっぱなしにしちゃだめだよ。
実家のようなコミュニケーションが行きかうのは、シェアアパートならではだ。

3、ひとり暮らしでも「おかえり」と言ってもらえる。

実家からひとり暮らしになって一番変わるのは、部屋のどこにいてもひとりだっていうこと。

文字にすれば当たり前かもしれないけれど、ふと嬉しいことや悲しいことがあったときに、周りに誰もいないのは心細い。

シェアアパートに住んでいると、どうしても共同スペースに行かないと生活が成り立たない。

家に帰ってトイレを済ませたり、キッチンに水をくみにいったりするだけで顔を突き合わせるうちに、違う部屋に住んでいる人たちが顔見知りになり、時に話し相手になっていく。

普通のアパートに住んでいれば、隣の人が出てきても、あいさつ程度しかしないのを映画でよく見るけれど、うちでは「あ、おかえり」と言ってもらえる。

これって、結構な価値だと思う。

ここまで、シェアアパートはけっこういいぞ!という話をさせてもらったけれど、もちろんいいとこばかりではないのも確か。

何回も引っ越そうと思ったことがある。

・ご近所づきあいを絶対しなくちゃいけない
・色々なサービス込みなので家賃が高い
・ルールが多くて、ひとり暮らしならではの自由が少ない

など、欠点は色々ある。

でも、とりあえず実家暮らしから脱却して、自分で生活を少しずつ成り立たせてみるのに、多少世話をしてもらえるシェアアパートはやっぱり楽だ。

新社会人になって、知らない土地に慌てながら、仕事に疲れて寝ころびながら、すこしずつ体をならしていって、家事にもなれたころ、シェアアパートを卒業する。

そんな感じの人生設計も、いかがだろうか。

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皐月彩