シンガーソングライターなかにしりくが挑戦! スマホから一眼カメラへの道・第 9 回「絞りを自在に操ってみよう」

とうとう一眼カメラを手にした札幌在住のシンガーソングライター・なかにし りく君が、ひとつずつテクニックをマスターしていくドキュメント連載。露出 補正、シャッタースピード……と、着実に自分のものにしていっているりく君、 今回は何を学ぶのでしょう? 一眼カメラデビューを果たしたばかりの人も、ぜ ひ参考にしてみて!
すっかり一眼カメラの魅力に取りつかれたなかにしりく君、外出する時はカメ ラを携帯することが多くなってきたようです。札幌は季節ごとの表情がとって も豊かな街。撮影していて、飽きることがありません。そんな中、りく君、あ ることに気づきました。それは公園に咲くツツジを撮影していた時……。

▼ツツジの花を手前に、公園の様子をパシャリ
▼同じく花をメインにもう一枚、パシャリ

上の 2 枚、違いがお分かりいただけますか? そう、どちらもツツジの花はきれ いに撮れているのですが、背景のピントが合っていたり、合っていなかったり。 それだけで、随分と写真の印象が変わります。 「たとえば誰かのポートレートを撮る時は、背景をボカした方がかっこいいよ ね。でも、展望台からの景色を撮る時なんかは、全体的にピントが合ってた方 がいいし……」 りく君、さっそく調べてみました。そこで分かったのが、絞りを調整するとい う方法です。

▼左側のダイヤルが「A」に合っている状態で、右側のダイヤルで絞りを調整

絞りを変えると「F 値」が大きくなったり小さくなったりします。この F 値の 数値によって、写真の背景のボケ味、つまりボケ方の度合いが変わってくるの です。

▼F 値が画面に表示される(写真では、F 値「8.0」)

なんでも、カメラの絞りを開けて F 値を小さくするとピントが合っている範囲 が狭くなって背景がボケ、カメラの絞りを絞って F 値を大きくするとピントが 合っている範囲が広くなって背景が見えるようになる、ということらしいので すが。
「うーん、ややこしい! 実際に撮影してみた方が分かりやすい!」 と、りく君、一眼カメラを手に飛び出しました。

▼実際に撮影しまくって覚えるのが、なかにしりく流なのだ!

 

公園に咲く色とりどりの花を被写体に、絞りを変えながらひたすら撮影し、F
値によってどんなふうに写真が変化していくのかを見ていきます。

▼「F2.8」背景がほとんど分からない

 

▼「F5.6」まだ背景が分かりづらい

 

▼「F8」少し背景のボケ具合が変わってきた?

 

▼「F11」背景の花にもピントが合いはじめた

 

▼「F16」全体的にピントが合っているように見える

実際にはもっと細かく F 値を設定することができるし、絞りに関連してシャッ タースピードが自動調整され、写真はさらに細かく変化していきます。でも、 ここは焦らず、一歩一歩。今回は絞りを調整して F 値を変えることで、写真の ボケ味を自在に操ることを覚えたりく君。さて、次回はどんなテクニックをマ スターするのか、お楽しみに!

 

Profile なかにしりく

札幌市在住のシンガーソングライター。2010~2013 年まで〈なかにしりくトリ オ。〉のボーカルを務め、2 枚のアルバムをリリース。2014 年にホーンセクショ ンを含めた総勢 6 名の〈なかにしりくファミリー〉を結成。2016 年に『yellow knife』、2017 年に『にこん』と、2 枚のアルバムを発表した。2017 年にはソロ 名義で「RISING SUN ROCK FESTIVAL」に出演。NHK「ほっとニュース北 海道」の 2018 年度エンディングテーマを担当していた。