
バスキアやエイプとのコラボを発表し、若年層からも圧倒的な支持を得る、COACH。
それまでのCOACHはどちらかというと、30代40代の女性のバックブランドのイメージが定着していました。
そのイメージを打破し、ブランドの若返りに成功した人物が、スチュアート・ヴィヴァースです。
今回は、COACHを牽引する、スチュアート・ヴィヴァースに迫ります。
1 スチュアート・ヴィヴァースとは
1-1 イギリス出身のファッションデザイナー
スチュアート・ヴィヴァースは、1973年11月17日 生まれのファッションデザイナーです。
ウェストミンスター大学を卒業後、ボッテガ ヴェネタ、カルバンクライン、ジバンシィを経て、マークジェイコブス率いるルイヴィトンではアクセサリーのデザインを担当します。
1-2 マルベリーのデザイナーに就任
2004年から創業者、Roger Saulが去ったばかりののマルベリーのデザイナーに就任し、大きな話題となります。
その成果が認められ、2006年、BFCのファッション・アクセサリー・デザイナー・オブ・ザ・イアーを受賞。
世界的デザイナーの仲間入りを果たします。
1-3 ロエベのクリエイティブディレクターに就任
2007年には、ロエベのクリエイティブディレクターに就任。
デザイナーとしては勿論ですが、ロエベのイメージも一新させます。
アクセサリーからプレタポルテデザインまで統一感を持たせたのもスチュアート・ヴィヴァースです。
1-4 COACHのクリエイティブデザイナーに就任
ロエベを去ったあと2013年にCOACHのクリエイティブデザイナーに就任。
COACHの若返りを果たします。
COACHでもデザイン以外のクリエイティブ部分を担当し、見事COACHのイメージをフレッシュに作り上げます。
スチュアート・ヴィヴァースがCOACHのデザイナーとなってから、エッジの利いたウェアを数多く展開。
話題のブランドや人物とのコラボも目立つようになりました。
この功績が認められ、2017年度CFDAファッションアワードにてスチュアート・ヴィヴァースがアクセサリー・デザイナー・オブ・ザ・イヤーを受賞します。
まとめ
今最も注目を集めるデザイナーの一人である、スチュアート・ヴィヴァース。
COACHのイメージを一新させた、鬼才デザイナーから今後も目が離せません。